当山のみどころ

当山のみどころ

当山のみどころ

信者によって歴史が紡がれてきた柳谷観音。当山は古来から続く祈りの聖地として、多くの人々の願いを叶えてきました。代々伝わる伝統行事や歴史的に価値のある重要文化財。
桜やあじさい、紅葉と四季折々に移り変わる美しい景色など、みどころも多くあります。ここでは悩みや不安を観音様にお預けし、心の眼で観じながらお巡りください。

独鈷水(おこうずい)は、811 年弘法大師「空海」が眼病に悩む人々のために霊水にされた、霊験あらたかなる湧き水です。今も眼病平癒の霊水として信仰を集めています。

明治時代後期の建物で、特別なお客様のみをお通しする上書院から眺める名勝庭園(浄土苑)は、とても素晴らしく、毎月17 日午前のみ一特別公 開しています。映画のロケ地にもなりました。

毎月17 日に行われるご縁日では、ご本尊様を特別開帳し、大般若転読会読経会・縁日説法・大数珠繰りなどに参加して仏教に親しん でいただけます。

江戸時代より続く伝統行事。ご自身の分身である願い事を書いた人形(ひとがた)と呼ばれる紙をお焚き上げすることで、厄除けと招 福の祈願を行います。当日は吉野の大峰山より山伏を招き、盛大にご祈祷を行います。

ご利益めぐり

おすすめの順路

ご入山▶

その他のみどころ▶

1

山門

勅使門(四脚門)

勅使門(四脚門)/京都府指定文化財

みどころ

四脚門(刺脚門)といい門柱の前後に控柱を二本ずつ立てた四本の脚で造られており、従来天皇や皇族、またはその使者がお越しの時のみ開門していましたが、当山では現在すべての方にお通りいただいています。
両脇には風神・雷神が奉られており、屋根の梁には珍しい方位磁石が奉納されています。
門までの階段の数は、開山の延鎮僧都のご命日の17日、第二世弘法大師のご命日の21日に合わせ、下から中央までが17段、中央から門前まで21段(実際は21段半)です。
階段と階段の間には少し開けた“中段”という場所があり、昔はそこにある小さな滝口で水行をしていました。
寺を囲む塀に引いてある白い5本線は天皇家とかかわりの深い寺格の高い寺ということをあらわし、宮内庁が許可した寺だけが引くことができます。
ちなみに5本線が最高とされています

2

本堂・御本尊

眼病諸病平癒

眼病諸病平癒の十一面千手千眼観世音菩薩

ご利益

建物は江戸前期の建立で、大きさは七間四面です。
ここは土足のままで中に入ることができ、観音様の目の前まで行って拝むことができる、他のお寺にはないめずらしい形態になっています。
ご本尊は古来より眼病に霊あらたかな十一面千手千眼観世音菩薩です。
この観音様は平成10年に大修理を終え胎内から文書が発見されました。そこには寄進者の名前等が書かれており、当時の長岡京市一帯の文化や風土を示す貴重な資料となり京都府の重要文化財に指定されました。
普段は幕が下りているためお姿を拝むことはできませんが御縁日の毎月17日、18日には開帳されます。
観音様の両脇立には、右隣に勝敵毘沙門天王、左隣に将軍地蔵大菩薩が祀られており、清水寺の十一面観音の脇侍と同様になっています。ここも普段は扉が閉められております。
両脇段には向かって右側に弘法大師様が祀られており、その前では江戸時代から伝わる勤行式とご詠歌をあげる場所があります。左側には阿弥陀如来が祀られており歴代上人の位牌が安置されております。
1200年の歴史の中で多くの信者さんがご利益をいただき、病気を治癒されているため観音様は「生き仏」といわれています。ここでは、南無観世音菩薩と心をこめてお祈りしてください。
尚、当山は新西国霊場の第17番札所に指定されています。

3

びんづるさん

なでぼとけ

なでぼとけ

ご利益

本堂に入って左側に安置されています。
お釈迦様の弟子、十六羅漢の一人で、神通力(超能力に似た力)が大変強い方でした。
俗に「撫仏」(なでぼとけ)といわれ、病人が自らの患部と同じところを触れることでその神通力にあやかり治していただくという信仰があります。

4

浄土苑(名勝庭園)

書院から眺める京都府指定名勝庭園

書院から眺める京都府指定名勝庭園

みどころ

浄土苑は本堂と書院の間に築かれた庭で、江戸時代中期に作庭された京都府指定の文化財です。
山の急斜面を巧みに利用した造りで、書院に座って眺める鑑賞式の庭園になります。
ところどころに置かれた大きな石は菩薩様に見立てられており、十三仏(阿弥陀如来、勢至菩薩、観音菩薩、不動明王など)や目菩薩、受菩薩などが安置されています。
立地を利用した三層に分かれた景色は類まれなる眺望とされ、重森美玲氏の『古都百庭』にも 選ばれました。
第一層目は書院からの眺めです。第二層目は階段を上り反対側からご覧いただく部分となります。第三層目は上書院からの眺めとなり、三層全ての眺めをお楽しみいただけるのは上書院限定公開の時のみとなります。
書院の二階から眺める浄土苑の新緑や紅葉が絶景です。(限定公開)
また、書院では写経や写仏を行っています。
美人膳や千眼茶の試飲も書院でお庭を眺めながらお召し上がりいただけます。

5

心琴窟(しんきんくつ)

水滴が奏でる癒しの響き

水滴が奏でる癒しの響き

みどころ

当寺院には、元来より眼にまつわる諸病に良いという縁が有り、様々な方に御参りいただいております。
視覚が御不自由な方々にも楽しんでいただきたく思い、「音」で庭園の雰囲気を感じられるように「水琴窟」を設置しております。
水琴窟とは、地中に設けた小洞窟へ水滴を落とし、そこから発する滴水音を楽しむ、江戸時代から伝わる庭園音響装置です。
耳を澄ませ、庭園にたつ音を心の眼や耳を傾けご鑑賞いただきたく。当寺院ではこれを「心琴窟」と命名しました。
また、こちらのお庭ではむき出しの地層の上に石垣と土塀が立つ、歴史を感じさせる壁がございます。
心琴窟と共にゆっくりとご鑑賞ください。

【心琴窟の楽しみ方】
①柄杓で水を汲みます。
②水を地面に落とします。
③竹筒を耳にあてます。

6

奥之院

子授け・安産・恋愛成就

子授け・安産・恋愛成就<洛西観音霊場第10番札所>

ご利益

江戸時代、113代東山天皇の皇妃新崇賢門院(四条の局)様がたびたび皇子を出産されましたが、それぞれ不幸にも幼くしてお亡くなりになりましたので、当山ご本尊に”無事出産できた暁には観音様をお祀りする”と誓いを立て、祈願されました。
そして、お生まれになられたのが、後の114代の中御門天皇です。
ところが天皇9歳のときに”観音様をお祀りする”という誓い半ばにご両親が崩御され、その追善菩提のために中御門天皇が想いを込めてお造りされたのが奥之院の観音様です。
お堂は大正元年に建立、大正4年に一度焼失し昭和5年に再建されたものです。
向かって左側には観音様の眷属二十八武衆が祀られており、観音様を擁護するとともに観音様を信仰する皆様方を守護してくださる二十八体の護法善神です。その善神がまた、それぞれ500の眷属を従えておられます。
向かって右には歴代天皇の位牌を安置しています。
尚、奥之院は洛西観音霊場第10番札所に指定されています。

7

奥之院 眼力稲荷

奥之院の守り神

奥之院鎮守 縁結び

ご利益

下の眼力稲荷が本堂の守り神とすれば、この眼力稲荷は、奥の院本堂の守り神です。
下の「がんりきさん」同様観音様を信仰する皆様の守り神でもあります。

8

愛染堂 あいりきさん

夫婦円満

縁結びの明王 夫婦円満

ご利益

愛染明王が祀られており、男女和合・夫婦円満等にご利益があります。
愛染明王はその手に弓矢を持ち、キューピットのように人々の心にを結び付けてくれると言われています。
愛情と情欲をつかさどっていますので、縁結びや夫婦円満などにご利益があります。
愛染堂の前には石版を背負わされている天邪鬼がいて、「あいりきさん」と呼ばれています。
ハートのベンチも置いておりますのでご休憩にどうぞ。

《ご利益》 男女・夫婦間の様々な問題(特に性愛など)の解決
《お参りの仕方》 頭をなでつつ願いを告げる。

9

正一位眼力稲荷大明神

最善の道を示してくれる、当山鎮守の神様

先を示す"先見の明" 学問成就

ご利益

山の鎮守(守り神)眼力稲荷大明神は京都伏見稲荷大社より勧請されました。
古来より、学問に霊験あらたかなりと伝えられ、特に先見の明(心眼・しんがん・こころの眼)を授けてくださるといわれております。
眼力とは、激動の世に生きる、素直な心を持ったすべての人々に最善の方向を指し示す力であります。
人生の選択をせまられたとき、仕事上などでどちらの方向に進めばよいか迷ったとき、受験のとき。
眼力稲荷に心からお祈りすれば必ず良き方向が指し示されましょう。
お堂の左脇におみくじがあります。願いを込めてひいてみてください。

【通常の参拝の仕方(一例)】
一、 合掌し一礼する。
二、 拍手を二回。
三、 合掌し一礼する。

【特別なお願いの場合の参拝の仕方(一例)】
一、 通常の参拝をする。
二、 眼力稲荷の周りを右回り(時計回り)に百度まわる。(前にある棒等を利用して数えてください)
三、 受付にて絵馬に願い事・住所・氏名・年齢を書き、お堂の周り掛けてください。

10

淀殿弁天堂

美顔・美人(びじん)・芸技達者

美顔 美心(びじん) 芸技達者

ご利益

弁財天は、古代インド(天竺)ではサラスバティート言い、日本の七福神の中で唯一の女神様です。
弁財天は水を司る神として芸能や財福のご利益と共に知られていますが、当山の弁財天は珍しい形態で弁財天の前立ちとして淀殿がおられます。
これは、淀殿が当山の観音様を信仰され、寄進などされていたというお話を知った信者さんが淀殿の人形を寄付してくださいました。こちらのお人形は、有職御人形師十二世伊東久重氏によるものです。
そして、本来は弁天さんを拝むのですが、ここでは、淀殿の冥福も祈る形になっています。
お堂の傍には淀殿が毎日この水で顔を洗っていたという伝聞の残る湧き水があります。
更に、淀殿のように白く美しくなりましょうという願いを込めて、美心手拭いと美心絵馬もございます。
淀殿がこのお水で顔を洗われ、手を合わせておられた姿を思いながらご参拝ください。

【真言】 オンソラソバテイエイソワカ

【淀殿弁財天のご利益】  若さを保ち美顔、美麗成就、心の強さを得持。
※美人(心)絵馬・美人(心)てぬぐいは、受付にあります。

11

地蔵堂・親子地蔵

親子の絆・子供の幸せ

親子の絆・子供の幸せ

ご利益

地蔵堂には親子地蔵が祀られており、親子の絆を大切に、特に子供たちをお守りくださります。

12

阿弥陀堂

先祖供養/淀殿のお厨子

先祖供養

ご利益

江戸時代の建立で、昔は念仏堂とも呼ばれていました。
ここのお厨子は、淀殿の寄進と伝えられ、厨子の扉には豊臣家の紋が入っています。
本来このお厨子はご本尊のものでしたが、徳川の世になり、幕府をはばかった当時の住職が阿弥陀堂に移したと伝えられています。
ご本尊は阿弥陀如来で、向かって右に中国の高僧善導大師像が、左には日本の念仏思想を広めた法然上人像が安置されています。毎年8月18日の盆大施餓鬼の法要もここで行います。
このお堂は法事やサークル活動にも利用されており、イベントなどに阿弥陀堂を貸し出すこともできます。

13

弘法大師のお砂踏み

健脚

ご利益

弘法大師空海の像の前に弘法大師の足形があり、そこに四国八十八ヵ所霊場のお砂が敷いてあります。
足形の上に履物を脱いで上がり、「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と21回唱えれば足腰が丈夫になる健脚のご利益をいただけます。
また、こちらでお参りの後独鈷水を飲むと、ご利益が倍増するといわれています。

14

独鈷水

眼病平癒の霊水

弘法大師の眼病平癒の霊水

ご利益

延鎮僧都が下山された後、811年弘法大師(空海)が度々当山に参拝されていました。ある時、堂の傍らにある巌窟の溜まり水で眼のつぶれた小猿を抱き、一心不乱に眼を洗っている親猿の姿を見かけられ、空海は小猿のために17日間のご祈祷を行いました。すると満願の日に小猿の目がパッチリと開き、喜んで山へと帰っていったそうです。空海は、この不思議な湧き水を眼病に悩む人々のために霊験あらたかなる霊水にしようと決意され、さらに17日間の祈祷を施し、独鈷で持って深く掘り広げ、眼病平癒の霊水に成就されたと伝えられています。 この霊水が今も湧き出す独鈷水(おこうずい)です。また、江戸時代に第112代霊元天皇が眼病を治癒されたことをきっかけに明治に世に至るまで天皇家に独鈷水を献上していたと伝えられています。 普段は、ご自由に各自で汲んでいただけます。少しづつ溜めている水であり、また眼病平癒の霊水として信仰を集めておりますから、決して粗末に扱わないで下さい。このお水を一度観音様にお供えしてから持ち帰るのがここの慣わしです。観音様にお祈りしながら目を洗ってください。

お持ち帰り用の容器の販売も受付でしております。
3合半(630cc)サイズ 500円

15

受付

ご祈祷・お守りなどの受付

ご祈祷・お守りなどの受付



祈祷、特別祈祷の受付をしています。
お守り、お札の授与もしておりますのでお申し付けください。
目にいいと言われる『千眼茶(せんげんちゃ)』の試飲や、お土産に人気のブルーベリーの飴の販売も行っております。

16

おひよけさま

災害除け

災害除け

ご利益

当山奥之院で火事があった際、堂宇は全焼しましたが、不思議にも難をのがれたと伝えられています。
以来、地火や災害から人々をお守りする仏・菩薩様としてお祀りしています。
四国八十八ヶ所霊場ご本尊の模刻仏。
多くの仏様がいらっしゃるので、自分の心に語りかけてくる仏様を見つけ、願いを込めて拝んでください。

17

無料休憩所

お参りの際の休憩所

お参りの際の休憩所

みどころ

おひよけさまに隣接する無料休憩所です。
どうぞご自由にお使い下さい。

18

寺宝庫

寺宝を収蔵

寺宝を収蔵

みどころ

当山に伝わる歴代天皇の数々の寺宝が納められています。
また本尊から出てきた胎内文書も納められております。
あじさいまつりの際には、寺宝庫内の展示スペースにおいて寺宝の展示を行っております。

19

護摩堂・経蔵

経典・什物などの保管

経典・什物などの保管

みどころ

経蔵はいろいろな経や本、また、古くなったお札やお守りを収めておくところです。
護摩堂では、毎月17日に護摩が焚かれ、2月と8月の際には、奈良の大峰山から山伏が来山します。

20

納骨堂

信者さんのお骨をお納めしています

信者さんのお骨をお納めしています

ご利益

当山にゆかりの深い方や、当山を信仰されていた信者さんの遺骨が納められています。
納骨ご希望の方は、お問い合わせ下さい。

21

鐘楼

時を告げる鐘

時を告げる鐘

みどころ

門をくぐりますと左手に鐘楼堂・滝の口があります。 
観音様を拝む前に手を洗い口をすすぐ場所です。
鐘楼堂では朝7時の開門時、正午、閉門時の5時に鐘をついています。お参りの方々にも自由についていただけます。
また大晦日には除夜の鐘つき会も行われています。

22

上書院/名勝庭園

限定公開の貴賓室

限定公開の貴賓室

みどころ

西山のヒノキを使用した総ヒノキ造りで、明治時代後期に建立されました。
特別な方のみをお通しする茶室として使用されていましたが、現在は毎月17日午前中のみ一般公開しています。
上書院から眺める名勝庭園は、書院から眺める第一層部分とは趣が異なり、数々の文化財を背景に眼前に紅葉が広がる景色の素晴らしさはまさに絶景です。
新緑の青葉や真っ赤に色づいた紅葉の美しさをご堪能ください。
また、書院と同じく上書院も映画やドラマのロケ地して使用されています。

23

採燈大護摩供

厄除けと招福の伝統行事

厄除けと招福の伝統行事

みどころ

江戸時代より続く伝統行事で、分身である人形とよばれる紙に、家族、縁者の願い事と氏名を書きお焚き上げすることにより、厄除けと招福の祈願を行います。
当日は、特別に吉野の大峰山より山伏を招き、盛大に御祈祷を行ないます。