伝統と文化財
1200年間 守り継がれてきたもの
当山は1200年という長い年月の中で、信者の方々により歴史を紡がれてきました。時代を動かす重要人物との縁も数知れません。そのため当山は、天皇家から数々のお品を頂戴し、現在寺宝として大切に保管しています。 是非当山の中に眠る様々な物語に想いを馳せながら境内をお参りください。 山門は四脚門(刺客門)といい、かつては皇族・公家方達専用の門でした。 その昔、霊元天皇が独鈷水で眼病を治癒されたのをきっかけに独鈷水を天皇へ献上するようになり、皇居が東京に移るまで続いていました。 又、東山天皇の皇妃新崇賢門院(四条の局)さまが皇子の誕生を望みながらもなかなか恵まれず、当山本尊に祈祷されていたところ、念願の皇子(後の中御門天皇)がお生まれになりました。そのお礼として、中御門天皇が当山ご本尊を模し、勅刻された仏像が奥之院のご本尊としてまつられています。
本堂
山門(四脚門)
独鈷水
寺宝
皇族ゆかりの宝物
当山に伝わるの数々の寺宝は、寺宝庫に納められています。
寺宝庫
洛中洛外図屏風(江戸時代中期)
歴代天皇から納めていただいた数々の寺宝
文化財
歴史文化財
京都府指定文化財の本堂や山門、庫裏、本堂などがあります。また、京都府指定名勝の浄土苑は、江戸時代中期の作品で、処々に大きな石が安置され、立石は仏・菩薩に見立てられています。
山門/四脚門(京都府指定文化財)
浄土苑(京都府指定名勝)
本堂(京都府指定文化財)